第1回静岡県青少年俳句大賞
高校生の部


  

  静岡県教育委員会教育長賞

   いつまでも座っていたい春のバス      織田 絢子
                    (浜松学芸高校2年)


  静岡県俳句協会長賞

   話し方優しくなれる春の午後        権頭 真心
                       (焼津高校2年)


  静岡県俳句協会賞

   鰯雲の波をかぶって立つ校舎        高橋 悠里
                     (浜松学芸高校1年)


  静岡県青少年俳句奨励賞

   枯れ葉落ち就職試験すぐそこに       成島香那美
                        (焼津高校3年)



  静岡県青少年俳句秀逸

   寒い夜振り向かぬ君思い出す         原川 明奈
                       (焼津高校3年)
   朝起こす母より早いセミの声         石川 元気
                   (浜松盲学校高等部2年)



  静岡県青少年俳句佳作

   来の宮の大樹の下(もと)で夕涼み          渡辺 貴之
                   (沼津聾学校高等部2年)
   あいさつに打ち水人の顔上げる       齋藤 真輝
                    (浜松学芸高校2年)
   わが前に立つアルプスかかき氷       神谷城太郎
                    (浜松学芸高校1年)
   じんべいにあわせて刺し子ぬい急ぐ     内田 侑花
                 (沼津養護学校高等部2年)
   夏休み海で思い出つくったよ        高橋  瞳
                     (清水南高校1年)
  静岡県青少年俳句入選

   白梅に雨の雫の光りをり          富田 美南
                    (浜松学芸高校3年)
   弁当にチャーハンつめて遠足へ       長谷川洋志
                 (沼津養護学校高等部2年)
   汗拭うサッカーゴールを正面に       長谷川洋志
                 (沼津養護学校高等部2年)
   秋の草少し枯れぎみいい匂い        高橋 桃香
                     (清水南高校1年)
   大漁旗久しい港戻る夏           永井 初子
                      (焼津高校3年)
   七色の傘の下にはかたつむり        池田 有衣
                    (浜松学芸高校1年)
   虫の秋鈴ふるような音響く         大嶋 沙耶
                    (浜松学芸高校1年)
   茎引きて地に尻をつく秋茄子よ       市川 大揮
                    (浜松学芸高校2年)
   若葉重なりたるらせん階段よ       松七五三奈緒
                    (浜松学芸高校1年)
   静かなる大きな流れ天の川         大箸  開
                    (浜松学芸高校1年)
   海水着明日も出番を待っている       山口 由行
                 (沼津養護学校高等部2年)
   雲の峰裾に見渡す青い原          牛島 侑美
                     (清水南高校1年)
   夏だった忘れかけてた出会った日      菅原 美穂
                      (焼津高校3年)
   白い雪富士の山染む新学期         永井 初子
                      (焼津高校3年)
   夕やけがきえちゃう前に会いたいな     小川 夏紀
                      (焼津高校3年)
   染まれずに黒くありけり秋茜        坪井 彩乃
                    (浜松学芸高校3年)
   丸々と茄子に映る我の顔          工藤 史人
                    (浜松学芸高校2年)
   夕暮の空にうつりし彼岸花         平井 理佐
                    (浜松学芸高校2年)
   星空に咲き舞い上がる花火かな       大倉 敬子
                  (沼津聾学校高等部2年)
   夏の夜に波のハーモニー奏でるよ      大澤奈保子
                  (沼津聾学校高等部2年)
   夏の星今年も会えた友達に         岡崎 正夫
                 (沼津養護学校高等部2年)
   秋近しもみじよそまれ香貫山        笹原 拓也
                 (沼津養護学校高等部2年)
   春の昼雲が漂うわれコクリ         橋 泰治
                 (沼津養護学校高等部2年)
   夏きざす魚が泳ぐ柿田川          日光  純
                 (沼津養護学校高等部2年)
   牧之郷みどりいっぱいまぶしいな      山田美由起
                 (沼津養護学校高等部2年)
   突っ走るサンダル・プール汗光る      八木 義人
                  (浜松盲学校高等部3年)
   秋を待つ空を仰げば友の笑み        牛島 侑美
                     (清水南高校1年)
   庭の亀暑さに負けず甲羅干し        増田 美佳
                     (清水南高校1年)
   簾れ越し暑さを防ぐ蝉の影         増田 美佳
                     (清水南高校1年)
   すず虫は月といつでも泣いている      大石  淳
                     (清水南高校1年)
   台風のように消えた僕の夏         島村 和樹
                     (清水南高校1年)
   今回は部活で終わる夏休み         中山 祐貴
                     (清水南高校1年)
   夏休み部活の練習あと宿題         片平  諒
                     (清水南高校1年)
   ひまわりや太陽の光見上げてる       遠藤 浩紀
                  (沼津聾学校高等部2年)
   青い空オレンジアイスと寝転がる      権藤 真心
                      (焼津高校2年)
   夏終わり水着のあとに一目ぼれ       桑原 美之
                      (焼津高校2年)
   秋風に吹かれ感じるなつかしさ       桑原 美之
                      (焼津高校2年)
   新緑やもえる木の芽と恋心         山口 まみ
                      (焼津高校3年)
   夏終わり横たわる?愛(かな)しけり        山口 まみ
                      (焼津高校3年)
   栗ひろいイガイガ指にぶっささる      千葉 憲子
                      (焼津高校3年)
   道端のコスモス風と戯れて         原川 歩惟
                      (焼津高校3年)
   盆の夕並ぶ提灯下駄の音          大石亜華里
                    (浜松学芸高校1年)
   目の先に君の笑顔と秋桜や         池田 有衣
                    (浜松学芸高校1年)
   秋茄子と共に陽浴びる童達         工藤 史人
                    (浜松学芸高校2年)
   過ぎし日の想いを移す秋の空        平井 理佐
                    (浜松学芸高校2年)